初心者のためのパソコン購入相談室

2011年冬モデル、富士通ノートパソコン LIFEBOOK AH54/ENを使わせていただく機会がありましたので、初めてのレビュー記事に挑戦してみたいと思います！

 

さて、見せて頂いた、LIFEBOOK AH54/EN の主なスペックは以下の通りです。

（購入時は、CPUやメモリなどを自分で変更できます。）

 

・Windows7 Home Premium 64ビット

・15.6型ワイドスーパーファイン液晶

・Core i3-2330M

・メモリ4GB

・HDD約640GB

・DVDスーパーマルチドライブ

 

お買い得価格のエントリーモデルです。

そして、カラーは…　一番カラフルなライムグリーン！

 

 

店頭で、ホワイトやブラックの隣で天板を閉じてみると「目立つ～！」という感じで見ていましたが、これだけで見ると、意外といいんです。モノトーンの部屋に観葉植物が置かれたような、そんな雰囲気でちょっと癒されます。

 

そして、天板を開いてみると…

 

 

白×ライムグリーンのツートーンになっています。爽やかです。

 

 

そしてキーボードを良く見てみると…

 

 

ひとつひとつのキーのサイドもライムグリーンなんです。見えますか？

おしゃれですね。

キーボードの形もフラットになっていて、昔と違い、とてもおしゃれなデザインになっています。最近はこのタイプのキーボードが増えてきているようです。

 

打ちやすさについてですが、今までのキーボードより、各キーの間に隙間があるので、タッチタイピングで入力される方は、少し打ちにくく感じるかもしれません。でもしばらく使って慣れてきたら気にならない範囲ではないかと思います。

 

 

そしてキーボード上部には、ECOボタン、メニューボタン、サポートボタンがあります。

 

 

ECOボタンを押すと、ワンタッチで省電力モードに切り替えることができます。節電に一役買いそうですね。（ただし、パソコンの動作を中断させてよいなら、スリープモード、休止状態の方がさらに節電になるようです。）

 

 

次は前面の端子部分です。

 

 

SDカード、ヘッドフォンが前面から挿入できるのはとても便利です。

 

 

左サイドの端子部分です。

 

 

USBが3つありますが一番手前の端子は、「電源オフUSB充電機能」に対応しており、パソコンの電源がオフになっていても、USB充電に対応している周辺機器、電子機器を充電することができます。これはぜひ欲しい～！MP3の充電に使いたいです。またスマートフォンの充電にも使えますね！

 

 

さて、大変気になっていたうわさの「ジェスチャーコントロール」、試してみました。

Windows Media PlayerやWin DVDなどの対応ソフトを操作する際、キーボードを使わず、Webカメラに向かって手を動かすことで操作する機能です。

店頭では恥ずかしくてなかなか試せなかったのです。(笑)

 

 

DVD再生中、Webカメラに向かって手をかざすと、画面右下に手が映し出されました。枠が赤くなっているので、認識されていないようです。上側に、「手を少し離してください」という意味のアニメーションが出てきました。

 

 

 

手を少し離すと、枠が緑になり、認識されました。

 

 

すぐ手を左右に振ると、画面下に操作用のメニューが出てきました。

 

 

手を動かすと、メニューボタンも移動し、開いていた手をパッと閉じると、そこで操作が確定されます。

 

富士通の営業さんのお話によると、手がぬれているときやお菓子を食べていてキーボードにさわりたくないときに使える、とのこと。実際、台所でパソコンを使っているお料理中の主婦の方には「便利」という声もあるのだとか。

 

ただ…実際にジェスチャーコントロールと使ってみると、操作が非常に難しいんです！手が認識されなかったり、メニューが出てきても、途中で認識されなくなって、またメニューが消えてしまったり…。私の場合、手を拭いてキーボード操作したほうが早そう…。

 

慣れたら便利だと思いますが、私は慣れるまでにあきらめてしまうそうです。

もうちょっと簡単に認識されたらいいのですが…。

 

ただ、この機能がうまく使えなくても、全く問題はないと思います。(笑)

 

 

さて、私が一番気に入ったのは、本体のこの薄さ・軽さです。

 

 

2007年モデルの我が家のVista機（Win7にアップデート済）と比べ、約1.5cmも薄く、重さも約0.3kgほど軽くなっています。0.3kgと書けば、そんなにたいしたことないように感じますが、300gと言えば、結構な重さです。スーパーで300gのミンチ肉を片手で持ってみてください。(笑)

 

300g軽いだけで、部屋の移動などの持ち運びも、とても楽に感じました。

 

 

そしてもう一つ気に入ったのは、タッチパッドの横にある丸い部分、「スクロールパッド」です。

 

 

丸い部分に沿って、指でくるくるすると、ページがスクロールされます。マウスがなくても、長いWEBページが楽に見れてとても便利でした。

 

 

それから、最後にめちゃくちゃびっくりしたのが、このAH54/ENの性能です。

搭載されているCPUがCore i3だったので、Core i5を使っている私としては、正直ちょっと下に見ていたのですが…パソコンの性能を＜Windows エクスペリエンス インデックス※＞から見てみると…我が家のデスクトップ、Core i5機より性能高いんです！（汗）下の写真がAH54/ENのスコアです。

 

※パソコンの性能を数値化したもの。コンピュータ→システムのプロパティから見ることができます。

 

 

もちろん、プロセッサ（CPU）のスコアはCore i5の方が高いんですが（6.5→6.9）、一番低いサブスコアが、我が家のCore i5機のグラフィックス4.5に対し、AH54/ENは…5.8！最近、内蔵されているグラフィックアクセラレーターの性能がかなりよくなったとは聞いていましたが、昨年買ったばかりのハイスペック機が負けるとは…。パソコンの進化は怖ろしいです。うちのパソコンと交換したい…。

 

実際、このパソコンでネット上のハイビジョン動画も見てみましたが、コマ落ちなど、見づらいシーンは全くありませんでした。

 

 

このAH54/ENは、Core i5やメモリ8GBも選択できるので、高性能を求められる方でも、ブルーレイディスクを使われないのでしたら、これで十分そうです。

 

LIFEBOOK AH54/ENの機能詳細・価格はこちら

 

でも、ブルーレイディスクをパソコンで観たい方やハイビジョンのビデオカメラをお使いの方（購入予定の方）は、ブルーレイディスクを選択できるAH77/EN、AH56/ENをお選びくださいね。

 

 

ちなみに…iPhone4、iPhone4Sでもハイビジョン動画が撮れます。撮った動画をディスクに残したい方はブルーレイディスクドライブ対応のパソコンをお選びください。

 

iPhoneと言えば、このAH54/ENを含め、富士通のパソコンには2011年夏モデル以降、スマートフォンの写真や動画をワイヤレスで取り込める「F-LINK」という機能がついています。わざわざケーブルをつながなくてもよいのは、すごく便利です。

 

 

…さて、最後が余談で終わってしまいましたが、【FMV LIFEBOOK AH54/EN】、実際に使ってみると、エントリーモデルなのになかなかの高性能で使いやすいということがわかったので、ハイスペック機にこだわっていた私も、これからは多くのお客様にお勧めしていきたいと思いました！

 

また、最新機種の写真を撮らせていただける機会がありましたら、これからも挑戦していきたいと思います。

 

 

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